2011年8月26日金曜日

ワイナリー訪問記①NAKAZAWA VINEYARD

先日、栗沢と三笠のワイナリーへ訪問してきましたので、ご報告させて頂きます!

最初にお伺いしたのは、岩見沢市栗沢町にあるNAKAZAWA VINEYARD
2002年に新規就農し、ゲヴュルツトラミネールやピノ・グリ、ケルナー等の栽培をしています。
栃木県にあるココ・ファーム・ワイナリーさんに委託醸造して出来る白ワイン「栗沢ブラン」は毎年リリースと同時に完売してしまうほどの大人気です。
今回は、お忙しい中、中澤さんご夫妻にお話しをお伺いしました。

NAKAZAWA VINEYARDの所有する畑は2.7ha
ゆるやかな南向きの斜面にゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ケルナー、シルバーナー、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエを栽培しています。
農薬は殆ど使用しない無農薬栽培で、ぶどう樹のまわりには草木が茂っています。
一見、草木に栄養分がとられてしまいそうですが、様々な植物や生物が共存する事で畑の生態系が形成され、無農薬での栽培が可能になるのだそうです。

































栗沢町は日本海側にある余市に比べて寒さが厳しく、札幌や三笠に比べて雪が少ない為、寒さで樹が枯れてしまう事もあるそうです。
また、冬に雪が降る北海道では、通常23月に行う剪定の作業を雪が降る前の1011月に行わなくてはならず、寒さに身を震わせながらの作業なのだとか。
無農薬・手作業のぶどう栽培ですので、ご夫婦で栽培出来るのは2.7haがやっと (余市の平均的な作付面積は約8ha)
今後も、ぶどう栽培に専念する為、今のところ醸造場の建設は考えていないそうです。

なんと、923日発売予定の「栗沢ブラン2010」を特別に試飲させて頂きました!
















昨年発売された2009ヴィンテージは生産量が2500本と少なく、一瞬で完売してしまいました。この2010年ヴィンテージも3100本しか生産できなかったそうで、何本分けてもらえるやら。。。
入荷したらまたブログでご案内します!

この後、同じ栗沢町のブルース・ガットラブさんの畑や、三笠の滝沢ビンヤードにも訪問させて頂いたのですが、この続きはまた後日報告させて頂きます!

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